ロワール〜Loire〜

ロワール地方のワインの特徴

ディディエダグノーシレックス

ロワール〜Loire〜

ロワールは全長1000キロ以上にも及ぶロワール川流域に広がる大きなワイン産地です。フランスの歴史的にも重要なエリアで、古城が多くあり、ヴェルサイユ宮殿が出来る以前は、文化的にも政治的にもフランスの中心と言えるような地域でした。

ロワール地方のぶどう品種

ロワール地方で栽培されているぶどう品種はエリアとアペラシオンごとに細かく決まっています。白ぶどうはソーヴィニヨンブランやシュナンブランが多く、地域によってはミュスカデやロモランタンなどもあります。黒ぶどうはカベルネフランやガメイ、そしてピノノワールが植えられています。

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ロワール地方のワイン生産地域

ロワールのワイン産地は西から(ロワール川下流から上流にかけて)、ペイナンテ地区、アンジュ&ソーミュール地区、トゥーレーヌ地区、サントル&ニヴェルネ地区という4つのエリアに分かれています。

ペイ・ナンテ〜Pays Nantais〜

ペイナンテ地区はナント市周辺に広がる大きな産地で、非常に飲みやすく口当たりのいいミュスカデの産地です。この辺りは土壌も入り組んでいて、なかなか面白い場所です。スッキリしていながら、石灰っぽい硬さや締めつけがないのがいいところです。

ミュスカデは澱ともに熟成させるシュール・リー(発酵後にオリ引きせずに数ヶ月寝かせる製法)とセットで語られますが、シュール・リーは他の産地でも行われています。

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アンジュ&ソーミュール〜Anjou & Saumur〜

ロワールアンジュセック

アンジュ地区はアンジェ市周辺のワイン産地で(アンジュとアンジェ分かりづらいですね)、少し甘いロゼのロゼ・ダンジュが有名ですが、一番覚えとかないといけないのはサヴニエールですね。

サヴニエールは、ロワール全体を通しても群を抜いてクオリティの高いワインができる場所です。特に有名なクーレ・ド・セランは別格です(通常のサヴニエールはアンジュの延長線上の味わいだけど、クーレ・ド・セランは方向性が違う)

ソーミュールのワインも日常的な気軽さがあって、赤、白共にビストロ料理に合わせやすい使い勝手の良いワインです。

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トゥーレーヌ〜Touraine〜

トゥーレーヌシュノンソー

トゥーレーヌ 地区はトゥール市を中心としたエリアで、古城が多く、フランスの歴史的にも大切なエリアです。シノンやブルグイユ、ヴーヴレなどのワインが有名ですが、まずは基本のアペラシオン、トゥーレーヌを押さえておきたいところです。特に地区名付きのトゥーレーヌ(デノミナシオン)は特徴がはっきりしていて覚えておいて損はないです(ただ日本にあまりない)

  • トゥーレーヌ ・シュノンソー
  • トゥーレーヌ・ アゼ・ル・リドー
  • トゥーレーヌ・ノーブル・ジュエ
  • トゥーレーヌ・アンボワーズ
  • トゥーレーヌ・メスラン
  • トゥーレーヌ・オワリー

赤ワインだと最も品のあるカベルネフランを生み出すシノン(下手なものはいまだに青臭い)があり、近くにはブルグイユやサン・ニコラ・ド・ブルグイユが同じくカベルネフランを使ったワインを作っています。シノンに比べると少し素朴な印象です。

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サントル&ニヴェルネ〜Centre Nivernais〜

サンセール15

サントル&ニヴェルネ地区はサンセールとプイィ・フュメが有名ですね。特にサンセールは、ロワールと言えばまずサンセールと言われるくらい人気があるワインです。サンセールは実際素晴らしいワインがたくさんありますが、基本としてはまずはトゥーレーヌやアンジュから始めて、最後にサントル&ニヴェルネという流れが良い気がします。

サンセールやプイィフュメと一緒に、隣接するコトー・デュ・ジェノワも覚えておきたい産地です。サンセールをカジュアルにしたような使いやすさがあります。

サンセールも色々な土壌がありますが、キンメリジャン土壌があり、近郊のシャブリや、シャンパーニュ南端のエリアであるコート・デ・バールと共通します。別の産地にはなりますが、共通の軸で考えるとわかりやすいです。

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