ワインの基礎

プールサール〜フランスの主要ぶどう品種の特徴〜

プールサール〜Poulsard〜

ジュラ地方で最も重要な黒ぶどうがプールサール(プルサール)です。Ploussardとも書きます(読み方は同じ)

ジュラ地方はサヴァニャンとプールサールの地域だと思っていますが、サヴァニャン以上に重要な品種だと考えています。

プールサールは発芽が早く成熟するのも早い早熟な品種です。ぶどうの房は小さいですが、粒は大きく果皮は薄いです。

アルボワが起源と言われていますが、14c後半には少なくともこの地に栽培されていたようです。

色素が薄く、淡い色調で落ち着いたしっとりしたワインになります。穏やかなワインながら、味わい深い旨味を感じます。同じ淡い品種でもピノノワールの方が余白があるというか、余韻がすーっと残っていく印象。

プールサールの方が優しいですが、形がハッキリしていて前面同じ色でグラデーションがない感じがします。

ジュラならではのヴァンジョーヌを造るのはサヴァニャンなので、サヴァニャンの方が重要だと思うのが普通かもしれません。

確かにヴァンジョーヌは伝統のあるワインで、ジュラを考える上で欠かすことは出来ませんが、やはり普通のスティルワインがスタンダードだと考えます。そうして考えるとプールサールが最もジュラらしさを感じられる品種です。

プールサールを中心にジュラ地方のワインを飲むと、ジュラは癖の強いワインを産む変わった産地ではなく、しっとり穏やか軽やかで地味深いワインを産む産地だと理解できます。

フロールを付けたヴァンジョーヌなども、そういった穏やかな個性を前提として造られているように思います。

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