ワインの基礎

タナ〜フランスの主要ぶどう品種の特徴〜

タナ〜Tannat〜

タナは南西地方、マディランの主要品種である黒ぶどうです。比較的、早熟な品種です。原産地もマディランのエリアであるバスク地方です。

タンニンが強く、かつ粗い質感のタンニンです。伸びやかさにも欠ける印象です。タナという名前もタンニンから来ていると言われています。

マディランはシャトー・モンテュスの成功で一躍有名になったワイン産地です。昔はガッツリ濃くて強いワインでした。今のシャトー・モンテュスもしっかりしていますがそれ以上に強く濃かったですね。

でもそれはシャトー・モンテュスのスタイルですので、必ずしもマディランの個性とは言えない側面があります。

ボルドー同様、マディランも軽めの土壌です。第三紀ですのでかちっとはしますが、石灰岩、泥灰岩的な土壌ではないです。

礫、砂、粘土などが堆積した土壌です。なのでマディランは比較的軽やかな重さのないボディに強いタンニンを感じる不思議なワインだと思います。

それだとバランスが取れないから、濃く抽出したシャトー・モンテュスのやり方はある意味正しいのだと思います(時代もありましたけれど)

ただ濃く抽出するだけでは逆にバランスが取れないので技術的にも素晴らしかったのだと思います。

ただその土地らしいかというと話は変わってきてしまいます。

実際今はしっかり熟したタナを使ってタンニンの粗さを抑えて軽く仕上げたマディランもありますね。バランスの悪いタイプもそこそこありますが‥

とはいえマディランのイメージは結構出来上がってしまっているので、軽く仕上げるのは生産者にとってもリスキーかなとも思います。

マディラン以外でもタナは南西地方の様々なアペラシオンで使用しますが、ブレンドの一要素であり、むしろその方がタナの良さが生きる気もします(マディランもタナ以外の品種を加えることが出来ますがタナの割合はかなり多い)

□関連記事

□関連記事

コメントを残す

*