ワインの基礎

リースリング〜フランスの主要ぶどう品種の特徴〜

リースリング〜Riesling〜

主にアルザスで栽培されていて、アルザスの中でも最も有名で人気のある白ぶどう品種、リースリング。形としてはソーヴィニヨンブランにも似たまっすぐ細身でタイト、芯があるリースリング。より滑らかで硬質で、香りはフルーティさがありますが冷たい性格です。非常にミネラリー。透明感、無駄のなさ。

ソーヴィニヨンブランより密度が詰まっていてかつしなやかです(ソーヴィニヨンブランはサラッとしてジューシー)すごく整っていて乱れた部分がありません。

リースリングは多くの方がフルーティで甘味があって飲みやすいという印象を今でも持っていますが、確かに残糖も多くなりがちですが、甘いリースリングでも質感は硬めなものが多いです。酸もしっかりとあります。

辛口に造ってあるリースリングは非常にかっこいい味ですが、飲みやすさとは対極にあるように思います(特にオーランの石灰質のリースリング)

石灰岩土壌のものはカチッとして強い味わいですが、アルザスは土壌に多様性があるのが特徴とも言えます。

リースリングと相性が良いと言われる花崗岩土壌のワインは、比較的硬くなくふんわりしています。

アルザスに51あるグランクリュのリースリングのいくつかは、料理との接点では難しいものもありますが、単体での鑑賞を考えるなら完璧なプロポーションです。

まるで料理との接点が見出せないものもあるとは言え、このリースリングの力強さは魚より肉向きとも考えられます(肉の種類とクリュをきっちり選ぶ必要がありますが)

リースリングは、フランスの全品種の中でも一番、緊張感のある味わいのぶどう品種だと思いますし、カッコいい味です(ちょっと違う意味ですが、緊張するのは他だとブルゴーニュのピノノワール)

人を寄せ付けないような高貴さがあるかと思えば、フルーティで甘く飲みやすい一面も見せるツンデレぽさがあるのがリースリングの魅力ですね。

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