ラングドック〜Languedoc〜

ソミエールのワインの特徴

ソミエール〜Sommières〜

AOCラングドックの北東部に位置する地理的名称付きラングドックのソミエール。正確にはラングドック・ソミエール〜Languedoc Sommières〜です(A.O.C.ラングドックのデノミナシオン)

ソミエールを含む18の村に認められた呼称です。ローヌ地方のコスティエール・ド・ニームと隣接しています。

ソミエールのぶどう品種

ソミエールのぶどう品種は周辺のワイン産地と同じく、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードルを主体としています。定番の品種たちですが、周辺の産地とはまた違った性格のワインを生みます。

ソミエールの土壌

ソミエールの土壌はシレックス、第三紀石灰岩に、白亜紀の石灰岩もあります。質感はきめ細かく硬質です。

海側のラングドックの中でもっとも硬く、酸の強いワインが生まれます。コスティエール・ド・ニームのワインは柔らかいものが多いですから、隣接しているとは言え、随分と個性が違うワインです。

ドメーヌ・ド・クルサックはソミエールの造り手ですが、ソミエールのワインは日本にはなく、同造り手の別ライン、ドメーヌ・レ・テュイルリのI.G.P.セヴェンヌの単一品種ワインはあります。それも悪いワインではありませんが、ピノノワールとシャルドネという品種構成は惹かれませんね。ソミエールの方を輸入してほしいものです(ソミエールのワインは他の地域以上に日本にない)


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