ワインインポーター紹介

BMO〜ワインインポーター紹介〜

ボージョレプリムールクリストフパカレ

BMO〜ビーエムオー〜

かなり攻めたヴァンナチュールを多数揃えるインポーターのBMO。

フランス以外にもイタリアやオーストリア、ポルトガルなどがありますが、正直、フランス以外のワインの方が良いなと思うことが多いです。

ナチュールの完成度で言うと、BMOに限らず、フランスよりイタリアの方が上な気がします。

とはいえ、お店はフランスワインしか使っていないのでフランスワインの話をします。

BMOのワインのはユニークな味わいのものが多く、昔はそれが面白くて色々と飲んでいました。

南西地方のボワモワセなんて、漢方なのか薬草なのか、みたいな味がして、ワインってこんな味のものがあるんだなぁと感心したものです。リュノッテのムニュピノとかも面白かった。

今はきちんと土地の個性を表現したワインを好むので、その点ではBMOは少し難しいです。

なんだかわからないけど美味しいね、みたいのはあるんですけどね。土地が見えない。

そんな中でも圧巻なのはコート・デュ・ローヌのラングロールでしょうか?ラングロールも土地は見えにくいですが、圧倒的なエネルギー感。美味しいから仕方がないなという感じ。

それとジュラのステファン・ティソ。ステファン・ティソは特にお気に入りで、ヴァンナチュール的でありながら、土地の個性が明確です。土壌違いのシャルドネなどを飲むと、なかなか理解度が深まらないジュラ地方のことが少しづつ理解できてきます。

ヴァン・ド・パイユの酵母を加えたクレマン・ド・ジュラもユニークかつ素晴らしい味わいですし、ジュラらしさが味わえるヴァン・ジョーヌも癖になる味わい。癖っぽすぎないクリアさがあります。

同じくジュラのドメーヌ・ド・ラ・ボルドも良いが少し値段が高いかな(BMOはメチャクチャ高いワインはほぼないのですが、気に入ったものは若干高めだったりします)

ロワールのグランジ・ティフィーヌは綺麗な香味。トゥーレーヌ・アンボワーズらしさが出ています(下のリンクはモンルイですが)

ボージョレのクリストフ・パカレも良いですね。暖かい年のボージョレ・ヌーヴォーの出来は良く、数年寝かせたものは抜群の味わいに化けたりします。2009年のボージョレ・ヌーヴォーを一年寝かせたものは最高だった。2015年のボージョレ・ヌーボーも完璧でしたね。

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