ラングドック〜Languedoc〜

マルペールのワインの特徴

マルペール〜Malepère〜

マルペールもカバルデス同様、ボルドー品種と南仏品種をブレンドしたワインです。ミディ運河を挟んだカバルデスの南西に位置し、39の村に認められています。。2007年にA.O.C.として認められています。

マルペールの土壌

第三紀の石灰岩はカバルデスと同じですが、カバルデスと比べてマルペールは粘土が強い土壌です。砂利質や砂岩もあります。カバルデス同様、大西洋と地中海両方の影響を受けています。カバルデスと比べると、より大西洋方向、ボルドー方向です。雨も比較的多く、カバルデスと比べて柔らかいです(比べたらの話でラングドック山側は硬い)

マルペールのぶどう品種

マルペール は赤ワインとロゼワインが認められています。

粘土石灰質のマルペールですので、赤ワインのぶどう品種はメルロが主体となっています(メルロ比率は40%以上)

補助品種はカベルネフランとコットで、合計で20%以上使う必要があります。その他、カベルネソーヴィニヨン、グルナッシュ、サンソー、レドネール・プリュも使用可能です。

ボルドー品種と南仏品種がブレンド出来るマルペールですが、ボルドー品種のメルロ主体であり、カベルネフランと合わせてボルドー品種のみで造ることが出来る規定です。

ロゼワインはカベルネフラン主体で(50%以上)、補助品種としてカベルネソーヴィニヨン、サンソー 、コット、グルナッシュ、メルロ(合わせて20%以上)が使用可能です。砂質、砂利質のエリアがあるので、そう言った畑でカベルネフランが主に栽培されます。

マルペールの味わい

マルペールは、メルロが主体なので丸みはありますが、標高も高く適度にドライです(しっとり感もある)ボルドーより、スッキリかっちりです。よく出来たワインはしなやかさもあります。同エリアのボルドー品種が可能なカバルデスやリムーと比べて最も品が良くて伸びやかで引き締まった印象です。

カベルネフランの出来も良く、ロゼにも魅力を感じますがほぼ見かけません。

シャト−・ド・ラ・スジョ−ルはラングドックのナチュラルワインの代表とも言えるジェラール・ベルトランが所有するワイナリーです。高価なマルペールですが味は抜群です。マルペールの赤は、メルロ67%、カベルネ フラン32%、マルベック1%というセパージュです。マルベックをボルドー品種として考えると完全なボルドーブレンドですね。

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シャト−・ド・ラ・スジョ−ルのロゼもカベルネフランにメルロというセパージュでボルドーブレンドです。ゆったり柔らかく大きく落ち着いた安定感のあるロゼです。

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ラングドック地方のワイン産地⑦、リムーの記事はこちらからどうぞ。

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