ブルゴーニュ〜Bourgogne〜

ラドワのワインの特徴

ラドワボワドグレションモノポール17シルヴァンロワシェ

ラドワ〜Ladoix〜

コート・ド・ニュイを抜けて、コート・ド・ボーヌに入った最初の村がラドワ・セリニです。北東部に隣接するのはコート・ド・ニュイ南端のコルゴロワンです(コート・ド・ニュイ・ヴィラージュのエリア。お手頃で気軽な味わいで好感の持てる味わいのワインが多いです)北部はオート・コート・ド・ニュイのエリアのマニー・レ・ヴィレ村と隣接しています。

コート・ド・ボーヌの中でも地味な存在のラドワ・セリニ。ラドワ・セリニと表記してあるものもありますが、基本的にアペラシオン表記としてはラドワです。

地味な存在とはいえ、アロース・コルトンとペルナン・ベルジュレスの3つの村にわたって存在するグランクリュであるコルトン(コート・ド・ボーヌ唯一の赤のグランクリュ)と白ワインのコルトン・シャルルマーニュを保有しています。

コルトンという名前が付いたグランクリュなので、イメージ的にアロース・コルトンぽくて、ラドワは忘れられている感もありますが、その分、狙い目の産地とも言えます。

村名ワインは赤ワイン、白ワイン共に認められていますが、プルミエクリュは赤白どちらも可の畑と、赤ワインのみの畑、白ワインのみの畑があります。

ラドワのワインは全体的にはさらっとした砂っぽい土壌の印象を受けます。ウーライト(魚卵状石灰岩)や石灰質、泥灰質の土壌が広がっているようですが、粘土は少なく軽めです。

東向きの畑が多く、比較的温暖なエリアなので、果実感が強く明るい印象を受けます。

ラドワのグランクリュ(コルトン〜Corton〜、コルトン・シャルルマーニュ〜Corton Charlemagne〜)

ラドワは、先に書いたようにラドワ・セリニ、アロース・コルトン、ペルナン・ベルジュレスにまたがる2つのグランクリュ、コルトンとコルトン・シャルルマーニュを保有しています。

コート・デ・ボーヌ唯一の赤ワインのグランクリュのコルトン。赤ワインだけではなく白ワインも認められていますが基本、赤ワインのグランクリュという認識で問題ない気がします。

ラドワのコルトン・グランクリュの区画(6)
  • ル・ロニェ・エ・コルトン〜Le Rognet et Corton〜
  • レ・ヴェルジェンヌ〜Les Vergennes〜
  • オート・ムーレット〜Hautes Mourottes〜
  • バス・ムーロット〜Basses Mourottes〜
  • レ・ムーロット〜Les Moutottes〜
  • レ・グランデ・ロリエール〜〜Les Grandes Lolières〜

ル・ロニェ・エ・コルトン〜Le Rognet et Corton〜

コルトン・グランクリュでル・ロニェ・エ・コルトンが最も代表的な区画です。ル・ロニェ・エ・コルトンはアロース・コルトン村のコルトン・グランクリュ区画のレ・ルナルドに隣接しています。鉄分の多い赤みがかった粘土質の土壌です。

白ワインのグランクリュ、コルトン・シャルルマーニュの区画もコルトンと同じくル・ロニェ・エ・コルトンが中心の存在です(区画名は名乗れない)

ル・ロニェ・エ・コルトンの下部はコルトン・グランクリュの区画で、コルトン・シャルルマーニュが認められているのは上部の区画です(さらにその上はル・ロニェ・エ・コルトンのプルミエクリュ区画)

もう1つ別のグランクリュであるシャルルマーニュも認められていますが、実質存在しないグランクリュです(コルトン・シャルルマーニュを名乗れるため誰も生産していない)

シュヴァリエ・ペール・エ・フィスのコルトン・シャルルマーニュはル・ロニェ・エ・コルトンのぶどうを使用しています。

レ・ヴェルジェンヌ〜Les Vergennes〜、オート・ムーレット〜Hautes Mourottes〜、バス・ムーロット〜Basses Mourottes〜、レ・ムーロット〜Les Moutottes〜、レ・グランデ・ロリエール〜〜Les Grandes Lolières〜null

ル・ロニェ・エ・コルトンの上部の北部に隣接するのがオート・ムーレットとバス・ムーロットです。オート・ムーロットとバス・ムーロットもコルトン・シャルルマーニュが名乗れる畑です(斜面上部の区画が認められている)

ル・ロニェ・エ・コルトンの下部に隣接し、アロース・コルトンに接するのがレ・ヴェルジェンヌです。レ・ムーロットとレ・グランデ・ロリエールの区画は、ル・ロニェ・エ・コルトンの下部の北東側に位置します(レ・ヴェルジェンヌとレ・ムーロット、レ・グランデ・ロリエールはル・ロニェ・エ・コルトンを挟んだ南西側と北東側で近い位置です)

どちらも下部ですのでコルトンの赤のみが認められているエリアです。

ラドワのプルミエクリュ

ラドワ・セリニ村にあるプルミエクリュでもアロース・コルトンでリリースされる畑がいくつかあります。アロース・コルトン名義のものはアロース・コルトンの記事で紹介します。ここに載せているのはラドワのアペラシオンのプルミエクリュです。

ラドワのプルミエクリュ
  • ボワ・ルソ〜Bois Roussot〜
  • レ・ビュイ〜Les Buis〜
  • ル・クルー・ドルジュ〜Le Clou d’Orge〜
  • ラ・コルヴェ〜La Corvee〜
  • レ・グレション〜Les Grechons〜
  • レ・ジョワイユーズ〜Les Joyeuses〜
  • ラ・ミコード〜La Micaude〜
  • バス・ムロット〜Basses Mourottes〜
  • オート・ムロット〜Hautes Mourottes〜
  • アン・ナジェ〜En Naget〜
  • ル・ロニェ・エ・コルトン〜Le Rognet et Corton〜(特級畑の一区画がプルミエクリュ)

ル・クルー・ドルジュ〜Le Clou d’Orge〜

ル・クルー・ドルジュは、ラドワの北部に位置する畑ですが、南向きで暖かく、ラドワの中でも特に日当たりの良い畑です。プルミエクリュの他に村名区画もあります。

レ・グレション〜Les Grechons〜

白ワインのみプルミエクリュとして認められているレ・グレション。コルトンの丘の斜面上部に位置し、標高は360m。土壌は泥灰土で、コルトン・シャルルマーニュのペルナン・ベルジュレス側と似ています。大きくてエネルギー感の強いワインが生まれる区画。

レ・ジョワイユーズ(レ・ジョワイエール)〜Les Joyeuses〜

レ・ジョワイユーズ(レ・ジョワイエール)は、石灰岩の強い急斜面の畑で、まっすぐミネラリーです。レ・ジョワイユーズのプルミエクリュで認められているのは赤ワインのみです。コルトン・グランクリュにもかなり近い位置にある畑です(コルトンのグランクリュ区画群の延長線上)

ラ・ミコード〜La Micaude〜

ラ・ミコードもラドワ北部のプルミエクリュです。キャピタン・ガニェロのモノポール。ラドワの中でも評価の高い畑です。コンプランシアン石灰岩で表層にはウーライト、泥灰土。

ル・ロニェ・エ・コルトン〜Le Rognet et Corton〜

グランクリュであるコルトンとコルトン・シャルルマーニュの区画の1つでもあるル・ロニェ・エ・コルトン。上部はプルミエクリュの区画となっています。プルミエクリュは白ワインのみが認められています。

ラドワの代表的な造り手

  • ドメーヌ・キャピタン・ガニュロ 〜Domaine Capitain-Gagnerot〜
  • ドメーヌ・ミシェル・ マラール・エ・フィス 〜Domaine Michel Mallard et Fils〜
  • ドメーヌ・カシャ・オキダン・エ・フィス〜Domaine Cachat Ocquidant et Fils〜
  • ドメーヌ・ガストン・ピエール・ラヴォー 〜Domaine Gaston Pierre Ravaut〜
  • シュヴァリエ・ペール・エ・フィス〜Chevalier Pere & Fils 〜

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