ラングドック〜Languedoc〜

グレ・ド・モンペリエのワインの特徴

グレ・ド・モンペリエ〜Gres de montpellier〜

モンペリエ周辺に広がる広大なワイン産地であるグレ・ド・モンペリエ。地理的名称付きラングドックのアペラシオンで、正式にはラングドック・グレ・ド・モンペリエ〜Languedoc Gres de montpellier〜です。ラングドック海側の産地の中で最も大きな地域です。

グレ・ド・モンペリエは、46の市町村に認められています。

グレ・ド・モンペリエの土壌

グレ・ド・モンペリエは海沿いのワイン産地で、標高も低く、山側ラングドックとは大きく異なった味わいです(評価されているのは山側ラングドックが多い)北側はピク・サン・ルーです。

緩やかな斜面で地中海に近く、土壌は石灰岩の礫を含むロームです。グレは、石の多い土地を表す言葉ですが、ワインには硬さはなく、石や岩の味わいとは無縁です。

グレ・ド・モンペリエのぶどう品種

グレ・ド・モンペリエは、赤ワインのみが認められていて、主要品種はグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルです。グルナッシュの性格にぴったりなアペラシオンだと思います。

グレ・ド・モンペリエは、山側ラングドックのような厳しさがなく、穏やかな性格です。酸が低く温かい味。ゆったりしています。

酸が優しく、安定感のある味わいで、とても南仏らしいワインです。

グレ・ド・モンペリエも日本にはほとんどないですね。シャトー・バ・ドムラのグレ・ド・モンペリエはらしい味でとても好感が持てましたが今は無さそうですね。

カンポセル・グラン・デュークやドメーヌ・デュ・シレーヌのグレ・ド・モンペリエは購入出来そうですが飲んだことがありません。機会があったら試してみようと思います。

ラングドック・ラ・メジャネル〜Languedoc La Mejanelle〜

グレ・ド・モンペリエの生産地域内には、いくつかの別の地理的名称付きのアペラシオンがあります。ラ・メジャネルもその1つです。モンペリエを含めた周辺の市街地域でぶどうは栽培されています。

土壌は玉砂利が混ざった赤粘土です。赤ワインのみが認められていて、品種構成などはグレ・ド・モンペリエとほぼ同じです。

ラングドック・サン・クリストル〜Languedoc Saint- Christol〜

グレ・ド・モンペリエの東端、サン・クリストル村に認められた地理的名称付きラングドックです。

テラス状になった畑には玉砂利が多いです。赤ワインのみで、規定はグレ・ド・モンペリエと同じような感じです。

ラングドック・サン・ドレゼリー〜Languedoc Saint Drézéry〜

グレ・ド・モンペリエ東端に位置するサン・ドレゼリー村に認められた地理的名称付きラングドックです。

他のデノミナシオンと同じような品種構成ですが、シラーは必ず使わなければなりません。コクがあるワインが生まれます。

ラングドック・サン・ジョルジュ・ドルク〜Languedoc Saint-Georges d’Orques〜

サン・ジョルジュ・ドルクを含めた5つの村に認められている地理的呼称。グレ・ド・モンペリエ内の中心部に位置します。

ぶどう品種の規定は、他のデノミナシオンとほぼ同じです。グレ・ド・モンペリエのエリアの中でももっとも凝縮度が高く厚みがあり、タンニンもがっちりしています。スパイス感も強いです。

こちらはシャトー・ド・ランガランのトップキュヴェのケトン・サン・ジョルジュの熟成した2004年のワインです。サンジョルジュ・ドルクのワインです。ラングドックでは珍しいくらい高めのワインですが、一度は試す価値ありです。

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