ボルドー〜Bordeaux〜

フロンサックのワインの特徴

フロンサック

フロンサック〜Fronsac〜

フロンサックはポムロールの15キロほど西側のあるアペラシオンで、7つの村で構成されています(フロンサック村、サン・ミシェル・ド・フロンサック村、ラ・リヴィエール村、サン・ジェルマン・ド・ラ・リヴィエール村、サン・ティニャン村、サイヤン村、ガルゴン村)

南に位置するフロンサックとサン・ミシェル・ド・フロンサックから出来るワインは、カノン・フロンサック〜Canon Fronsac〜のアペラシオンを名乗ることもできます。

フロンサックは、リブルヌの街もほど近く、18世紀にはリブルヌ近郊ではもっとも評判が良く、当時はサン・テミリオンより高額で取引がされていました(リブルヌはワインの積出港として栄えた)

19c末のフィロキセラによる影響で、壊滅的な被害を受け、最近になってやっと復興してきた地域です。

ぶどう品種は他の右岸の地域同様、メルロ主体で、ドルドーニュ川とイール川が合流する場所で小さな谷が連続し、起伏に富んでいます。

土壌は軟質の砂岩など、柔らかい土壌で、川に囲まれたフロンサックはしっとり細やかでソフトなワインが生まれます。

オー・カルルはワイン漫画、神の雫にも何度か登場している人気シャトーです。ワインへの負荷を減らすため、 ホースでの移動は5m以内、ポンプを一切使用しないワイン醸造を行なっています。

こちらはカノン・フロンサックのシャトー・ムーラン・ペイ・ラブリーです。


ボルドーのワイン産地⑧、アントル・ドゥー・メールの記事はこちらからどうぞ。

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