ディス・エクスポール・ジャパン〜Dis-Export Japon〜
すごく真っ当でど真ん中のテイストのワインという印象を受けるワインインポーター、ディス・エクスポール。
整った味わいのワインが多く、テロワールをしっかりと反映しています。凄みというよりは少し小さめで正確な味に感じます。
マイナー過ぎない、でもそんなに多くは見かけないアペラシオンのワインを多く扱っていて、かつ同アペラシオンの他の造り手と比べてレベルが高いワインが多いように思います。
ワインの説明もきちんとしていますし、アペラシオンがない造り手でもちゃんとどこのエリアかはっきり解るようになっていて、土地の個性を理解するのに非常に役立ちます。アペラシオンを持っている造り手もさらに細かい村なども解るようになっています。
ディス・エクスポールは、南の産地の方が強いと思いますが、北のアルザスも良くて、ドメーヌ ・ローヴのグランクリュ、アルテンベルグ ・ド・ベルグビーテンは最高です。
ドメーヌ・ローヴはアルザスの中でもかなり北に位置する造り手で、冷涼で繊細なワインです。日本に入ってくるアルザスは中部〜南部のものばかりですから貴重です(輸入されるワインはかなり偏っていて困っている)
でもやはりディス・エクスポール・ジャパンは、南仏ラングドックのワインが圧倒的です。扱うワインリストもラングドック・ルーションが一番最初になっています。海側のフィトゥー・マリティムのワインとかありますし(山側のフィトゥー・モンターニュも日本には少ないですが、マリティムはさらに少ない)、レオンバラルしかほぼ見かけないフォジェールのワインもあります。フォジェールのロゼワインもあります。
他にもミネルヴォワ、リムー、ピク・サン・ルー、テラス・デュ・ラルザック、などなどラングドックの様々なワインを揃えています。