フランス(ヨーロッパ)の歴史

プロヴァンス地方の歴史

マルセイユ

プロヴァンス地方の歴史

プロヴァンスの中心都市、マルセイユの歴史は古く、紀元前600年頃に古代ギリシャのフォカイア人の植民都市として建設されたマッサリアが起源です。ぶどう栽培もその頃から行われていて、フランスで最初にワイン造りが行われた地域と言われています。

その後、紀元前4c頃にギリシャ人によって、アルル、アヴィニョン、ニースといった植民都市が築かれていきます。

ローマが力を持つにつれ少しづつローマ化が進み(途中、カルタゴに支配されたりもしましたが)、マッサリアを含むプロヴァンスやラングドック一帯はローマ帝国の属州ガリア・ナルボネンシスとなります。

西ローマ帝国滅亡後、フランク王国の支配下となりますが、フランク王国が分割され、それに合わせてガリア・ナルボネンシスの地域も分割されます。ローヌ川を境にして西側がラングドック、東側がプロヴァンスです。

古代ローマ時代の言葉で属州そのものを意味するプロヴァンキアが変化してプロヴァンスと呼ばれるようになります。

地中海の交易都市として栄えたマッサリアですが、10cにはプロヴァンス伯領となり、15cにはフランス王国に併合します。中世の間、徐々に衰退し、再び交易が盛んになるには18c以降のことです。