コルシカ〜Corse〜

ミュスカ・デュ・カップ・コルスのワインの特徴

コルシカ風景コルス岬カップコルス

ミュスカ・デュ・カップ・コルス〜Muscat de Cap Corse〜

コルシカ島最北部、カップ・コルス周辺の17の村に認められたV.D.N.のアペラシオンがミュスカ・デュ・カップ・コルスです。

認定されている村の内6つの村はパトリモニオと重なります。ミュスカ・ド・カップ・コルスを名乗るためには糖度の規定やアルコールを添加する期限などを守る必要があります。

カップ・コルス周辺は雨が他の地域より多いエリアです。

ミュスカ・デュ・カップ・コルスのぶどう品種

ぶどう品種はミュスカ・ブラン・ア・プティ・グランのみです。アペラシオン名にもミュスカが入っているのでわかりやすいですね。

ミュスカ・デュ・カップ・コルスの土壌

ミュスカは平地の粘土質土壌のものとシスト土壌のものがあります。シスト土壌のものは穏やかで伸びやかです。粘土質のものは重めです。

ミュスカは品種の個性としてはっきりした香り、味のものが多いですが、特にシスト土壌のものは穏やかで、ラングドックの一連のミュスカのワインと比べると随分と違う方向性です。

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ヴァン・ド・コルス・コトー・デュ・カップ・コルス

カップ・コルス周辺にはヴァン・ド・コルス・コトー・デュ・カップ・コルスというアペラシオンもあります。コルス・コトー・デュ・カップ・コルスとも言います。簡略してコトー・デュ・カップ・コルスと言う場合も多いです。

21の村が認められていますが、11の村はミュスカ・デュ・カップ・コルスと重なります。

風が吹かない日がほぼないくらい風の強い地域です。

ヴァン・ド・コルス・コトー・デュ・カップ・コルスのぶどう品種

赤ワイン、ロゼワイン、白ワインが認められています。

品種規定が他のヴァン・ド・コルスと若干違います。主要品種の割合が違うのと(品種はグルナッシュ、ニエルキオ、シャッカレッロ)、赤ワインは補助品種としてモラステルが認められていません。白ワインはヴェルメンティーノが主体で8割以上使用する必要があります。使用できる品種は他のヴァン・ド・コルスと同じです。

ヴァン・ド・コルス・コトー・デュ・カップ・コルスの土壌

土壌はシストです。落ち着いていて少し暗さのあるワインが出来ます。硬さがなくしなやかです。


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